シロアリ駆除コラム
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獄暑━━酷暑を超える、まるで地獄のような暑さ━━
あまりに熱いので、新語を考えてしまいました(笑)それほど今年の夏は厳しく、8月後半を過ぎても体に蓄積した暑さが抜けきらず、体調管理には一層の注意が必要です。
ところで、万博には行かれましたか?けっこう楽しいと聞きます。ニュースでは万博会場でユスリカが大量発生したと報道されていました。今年は暑さの影響か、全体的に害虫の発生が多いようです。
私の担当区域でも、今年はシロアリのご相談が非常に多く、ここ10年で一番ではないかと思います。特にイエシロアリの被害が目立ちました。「家」シロアリ?と思われた方もいるかもしれません。実は家屋に被害を与えるシロアリは、イエシロアリとヤマトシロアリの2種類がいます。
イエシロアリは巣が大きく数十万匹が生息しています。建物の木材を食べ始めると、床下だけでなく、2階部分も被害が広がり家全体が食い尽くされることもあります。今年の現場では、そのような甚大な被害例ばかりでした。
最近はインターネットを調べると、シロアリ駆除についての情報を知ることが出来ます。あるお客様は空き家だったこともあり、費用を抑えるため、試しにご自身で駆除を試みたそうです。しかしうまくいかず、私が伺った時には建物全体に被害が及び、解体も検討せざるを得ない状態でした。イエシロアリは業者にとっても駆除が非常に難しく、駆除後に再発するケースもあります。特に瀬戸内海沿岸部や島嶼部に多く生息しており、温暖化の影響かの生息範囲は広がっているように感じます。
厄介なシロアリは巣を根絶しなければなりません。アピアで扱っている「ベイト工法」は時間はかかるものの確実に巣を絶滅させられる、とても有効な方法です。とはいえ被害が広がる前の早期発見が何より重要です。ぜひイエシロアリにはご注意いただき、ご心配なことがあればいつでもご相談ください。