耐震・リフォームコラム
皆様こんにちは。アピアリフォームの花本です。ようやく夏の暑さから解放され、秋の訪れを感じるようになりましたね。
最近、お客様からトイレに関するお問い合わせや改修工事のご相談をいただくことが増えています。かつては汲み取り式のトイレが主流でしたが、公共排水施設の整備が進むにつれて和式水洗トイレが普及し、その後は洋式トイレが一般的になりました。さらに水回りメーカーのTOTOが「ウォシュレット」を開発したことで、各社から多彩なタイプの製品が登場し、今では私たちの暮らしに欠かせない存在となっています。
また、加齢に伴って「しゃがむのが難しい」「膝が痛い」と言った声も多く聞かれるようになり、和式から洋式への改装を希望される理由の多くはここにあります。洋式トイレは身体への負担を軽減し、より快適に使用できる点でも支持されています。
現在では節水型トイレやタンクレストイレなど、機能やデザインのバリエーションも豊富です。トイレは単なる設備ではなく、快適に過ごすための「一つのお部屋」として進化いています。リフォームを行うことで、清掃のしやすさや収納力が向上するほか、家族それぞれのライフスタイルや将来の介護にも対応できる空間へと変えることが出来ます。
トイレ環境を見直すことで、日々の暮らしの不便は大きく改善されます。トイレ自体もそうですが、例えば、段差の解消や手すりの設置といったちょっとした工夫でも、毎日の安心感や快適さは大きく変わります。昔から「トイレには神様がいる」と言われています。「大切な場所だからこそ、きれいに整えておきましょう」という知恵が込められているのかもしれません。
株式会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |