お庭のお手入れコラム
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ダスキンアピア・トータルグリーンでは、7月は若葉の保護を目的に効果の長い殺虫剤・殺ダニ剤、そしてウドンコ病に対応する殺菌剤を散布しています。8月は病害虫が最も活発になる時期ですので、即効性のある殺虫剤とウドンコ病の殺菌剤を散布しております。
梅雨も明け、植物にとって成長しやすい気候が続き、庭木もしっかり枝を伸ばす季節になりました。この時期に大切な「夏の剪定」についてアドバイスいたします。夏の剪定は樹形作りではなく、「徒長枝(とちょうし)」という真上に勢いよく伸びた枝を間引いて、採光や風通しを良くすることが目的です。
徒長枝は花芽もつかず、栄養が偏り、将来太い枝になってしまいます。秋の剪定は芽の状態を把握して、葉芽の上で剪定する必要がありますが、夏の剪定は間引き選定になるので、それほど神経質に考える必要はありません。混み合っているところを中心に、徒長枝を間引いてあげましょう。ただし、今の時期は花芽分化の時期でもあるので、樹種によっては徒長枝以外の枝を切ってしまうと花芽分化を防げることがありますのでご注意ください。また枯れ枝は放置すると腐ってしまいますので、見つけたら必ず剪定してください。そしてこの季節、気を付けていただきたいのが「イラガ」などの毒蛾の毛虫です。剪定作業の前には、必ず消毒してから行うことをお勧めいたします。刺されるととても痛いので、十分ご注意ください。
最後にダスキンアピア・トータルグリーンでは、消毒・肥料やりの作業スタッフ以外に剪定のスタッフと雑草対策のスタッフがおります。定期作業時以外に気になること、お手入れなどのご質問など、お気軽にお問合せください。親切丁寧にアドバイスさせていただきます。お待ち致しております。