耐震・リフォームコラム
耐震・リフォームコラム2016年
1月
拝啓
昨年よりお客様から建物内や外回りのバリアフリーに関するお問い合わせが多く なっています。
お伺いしてお話を聞いてみると、屋外の相談では「門扉から玄関ま での飛び石の段差で足がつまずきそうだから歩く所を平らにして安全に歩けるよう にしたい」。家の中では「階段から滑ったので階段に手すりを付けて欲しい」「お風 呂やトイレで座ったり立ったりするのに手摺りを付けて欲しい」「足が上がりにくくな ったので敷居の段差がない様にしてほしい」などです。
色々なご要望が有りますが共通している事は、「今までに危ないと感じた事があっ たから、ケガをする前に何とかしておきたい」と思われている事です。
「運悪くつまずいて大腿骨骨折してしまった」「階段から滑って打撲や圧迫骨折をし た」など、以前お客様から聞いた話ですが、ケガとなると重症になる場合も多いよ うです。子どもがこけてしまうのとはわけが違い、大人の場合体力的な事、年齢的 な事などでケガに繋がるのは仕方のないことかもしれません。ただ、事前に予防を することはできます。
築年数が15年未満のお家は、ほとんどがバリアフリー住宅(障壁をなくし小さなお子様から高齢者の方々まで「安心・安全・快適」に生活できることを前提とした住まい)になっていて、危な いと思われるところには手摺りが付いていたり、つまずくことがないように段差を無 くしたりしています。このように事前に予防をしておくことや、日常生活の中の危険 箇所を知っておく事で大きなケガに繋がることが格段に少なくなります。
築年数が15年以上経っていたり、ご自宅で危ない思いをした方、不安に感じると ころがある方は、どんな危険があるか、その予防策などのアドバイスも致しますのでお気軽にご相談ください。
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
暦では春を迎えていますが、まだまだ寒さが身に染み、 暖かい部屋から出るのがおっくうになってしまいますね。
皆様はいかがお過ごしですか。
先日、お客様からお問い合わせの電話があり 「お風呂の床が冷たいから暖かくしたい。」と言う ご相談がありました。
お家は築25年、床と壁はタイルでステンレスの浴槽がついているお風呂。この年代 に建てられたお宅では一般的なお風呂の作りですが、「窓や壁から冷気が入って、お風呂場が冷える」とよくお聞きします。
現在では、タイルのお風呂からシステムバスに改装される方が 多くいらっしゃいます。中には、タイルのお風呂ですが、 後付けでお風呂の暖房機を壁に付けられている方もおられます。 やはりお風呂場が冷えるのは皆さん嫌ですもんね。
でも、それ以上に重要なことがあります。
それは、暖かい所から 寒い所に移動したときに体に起きるヒートショックです。 それは、急激な温度変化で血圧が大きく変動し、 体へ悪影響を及ぼしてしまうことをいいます。 一番心配なのはお風呂ですが、それ以外でも、 深夜にトイレに行く時なども注意が必要です。 最近ではトイレに小さいファンヒーターを設置されている方もいます。
ご相談のお客様は、これから先の事を考えてシステムバスを検討されることになりました。
他にも、今すぐできる寒さ対策もたくさんあります。脱衣場に持ち運びができる暖房器具を置いたり、 入浴前に浴槽の蓋を開けておくことや、洗い場に暖かいシャワーをすることで浴室を暖めておいたり、 暖かい部屋から他の部屋に出る時には一枚上着を羽織るなど、簡単にできる寒さ対策をしながら、 健康管理をしていきたいですね!
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
ゆっくりと春の気配が感じられる今日この頃。
皆様いかがお過ごしですか。
最近、外壁塗装に関する問い合わせがありました。
というのも、「壁塗りのセールスが良く来て、誰を信じて良いか判らないので外壁点検をして欲しい。」というご依頼でした。
このような訪問セールスのお話は、色々なところで耳にします。 休みの日にセールスマンが来て「現場のモニターにさせて欲しい」「近所で工事をしている ので足場代を安くできる」「ポストにチラシを入れているのをご覧になられましたか」 などと言われ困っている・・・といった内容です。
お問合せのあったお客様のお宅に伺ってみると、地元の工務店で建てた築18年の木造のお宅で、 壁は一度も塗り直してはいないとの事。 お話を聞いていると、「近所の方で我が家と2、3年しか違わないのに、もう2回も塗り直した家が有る。」と言われていました。 約6年ごとに塗り替えをしている計算になります。 たしかにそれだと塗装の期間は短いと感じます。
色々な事情があるので良し悪しはわかりませんが、 一般的に塗り直しの基準は、築年数に関係なく壁の汚れが目立ちだした時、 壁に手を当てたら壁の色が手についている時、壁にヒビが入っている時、などの目安が有ります。 ただ、一件一件状況が違うので一概には言い切れません。 外壁点検は、そういった状況をプロの目線で判断し、現状や対策などをお伝えしています。 現状はまだ大丈夫であっても気を付けてほしいことや部分的には厳しい状況の判断結果をお伝えする事も有ります。
今回のお客様は、今の外壁状況の何処が悪くてどんな方法でどうすれば良いのかなどを 知らない業者に聞くのも怖いし、工事をするにしても慎重にしたいという思いで相談する所を探していたとのことでした。
ご自宅の診断や工事などの丁寧さはもちろんですが、お客様が安心できる信頼性はとても大切な事です。
一度でもご縁があったお客様とは一生の住宅相談にのらせてもらえるような会社である為に、今までの経験を活かしながら、 皆様のお困り事を解決してまいります。
お気軽にご相談下さい。
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
ポカポカと春の陽気に気分もワクワクする今日この頃。 皆様はいかがお過ごしでしょうか。
最近、お部屋のドアの開け閉めが硬い、引き戸のコマが壊れて動かない、押入の 襖が動かない、玄関の鍵が掛かりにくい、など家中の建具に関するお問い合わせが 多くなっています。中では築10年のお客様で、リビングドアのコマが壊れて大人 の私でも動かすのが大変な状態のものもありました。ご主人さんに聞いてみると「自 分で建具を外してコマの掃除や調整などをしてみたけど、だんだん重く使いにくい 状態になった。毎日、何回と開け閉めする所だから壊れても仕方ないね。」と 言われていました。 でも築10年と言えばまだまだこれからの住宅です。 少し壊れるのは早いと思いますが、 ご主人さんの言われている事も現実で、最近の住宅の建具は建 材メーカーが作る既製品の建具が多くなっています。 建具やサッシなどは毎日何回と開け閉めする大切な部分ですが、 最近の建具は昔と違い複雑なコマになっている為、壊れやすくすぐに 直らないことも多いのです。
翌日、建具を作っているメーカーに問い合わせをしたところ、幸いこちらのお客様の場合、10年を超えている商品でしたがコマは消耗品扱いなのでメーカーで 受注生産をしていると言う事で、コマ交換で治る事が分かり、お客様も「これで開 け閉めが楽になる。」と喜んでおられました。
ひと昔前までは、建具を職人が一枚一枚作って、建付けが悪くなるとカンナで削って直して 使う時代が有りました。窓も今の様にアルミではなく、木製の木枠にガラスが 一枚はめ込んでありましたね。
現在では既製品の建具が普及して、町の建具屋さんがめっきり少なくなりました。 これも時代の流れかもしれませんね。
これからも皆様の色々なご不便を解消し、「建具 一枚」でも安心して使える生活をご提供出来ればと思いました。
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
爽やかな風と緑の香る季節になりました。皆様いかがお過ごしですか。
最近、建物の外壁に関する問い合わせが多くなっています。
お問い合わせ内容は、外壁汚れが気になる(築9年目)、 壁のヒビが気になりだした(築15年)、よく塗装業者が色々な事を言って来る、などです。
先日も、お問い合わせのあったお客様のお宅をお伺いしました。 相談内容は、築7年で家を建てた業者さんに 「外壁のサイディングの汚れが気になるので何か良い方法が有るか検討してほしい。」と 相談したところ「水洗いが良いと思います。」と言われたそうです。 自分で出来ない事も有り、当社に出来ますか?と言う内容の問い合わせでした。
外壁の状況を拝見しても 築7年?と思えるような状況で、北面は特に緑のコケの汚れが目立ち、繁殖していました。 道路に面していて風通しも良い様に思える場所ですが、北面と言う事も有り日の当たりにくい所に集中していました。 築年数や外壁の耐用年数(10年から15年)を考えても 「サイディングの全面塗装はまだ少し早いかな?」と思い、水洗いによる高圧洗浄が最善の方法だと感じました。
現状の確認を行い、お客様に状況説明と対策をお話しさせていただきました。 最終的には数年後に外壁塗装を行う予定が有ると言われていましたので、水洗いに よる高圧洗浄を行う事をお勧めさせていただきました。
数日後、 高圧洗浄の作業を行いましたが、以前とは見違えるぐらいに汚れも落ちて色んな所が綺麗になっていました。
外壁の状態、築年数、壁の種類によっては外壁塗装を行う事が望ましい場合も有ります。
いずれにしても今回のお客様の場合、これで数年は大丈夫です。
今後、外壁塗装を行う前に簡単な外壁のお色直しを行う事で皆様に大変喜んでいただくことができました。
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
4月に熊本県で発生した地震の被害により、亡くなられた方に謹んでお悔やみを 申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
地震以来、「地震が来ても我が家は安全かどうか?心配でどうしたら良いか教え て欲しい。」と言う相談が多くなっています。ここ数年の間に起きている地震は、 想定外の被害や多くの犠牲をもたらしています。中でも建物の倒壊・火災・津波・山 崩れなどの自然の力に対して、私たちの力では到底太刀打ちできません。出来るこ とといえば、いかに安全な所に避難をするかです。皆様もお考えだと思いますが、 これは第一優先です。
他にも、事前に災害を想定しての家族間の話合いや、家具の 転倒防止、防災備蓄品、家屋の点検などの自分たちでできる範囲の防災対策をして おくことが大切だと思います。
日本は地震大国の為、昭和58年前後を境に、家の作りも地震対策を意識した家 に大きく変わってきました。現在では、公共建物の耐震補強工事の実施、避難場所 の指定や持ち家の耐震診断の実施と必要に応じての耐震補強など、行政がする事、 私たちで出来る事など、地域をあげて防災意識も高まっています。すでにご存じの 方もいらっしゃると思いますが、私たちアピアでも木耐協と言う耐震診断及び耐震補 強工事を行う組合に加盟しています。災害が起きるたびに事前に何か地震対策は出 来なかったのかな?と思う事も有ります。広島県東部・岡山周辺は自然災害が少な く住み易い地域と言われていますが、私たちも災害に対する意識を、家族内で今一 度考えないといけないなと思いました。
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
梅雨の時期になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
蒸し蒸しとした気温や雨の中でも、色鮮やかなあじさいの花を眺めると、穏やかな気持ちになっていく今日この頃です。
さて、最近、水廻りの修理に関する問い合わせが多くなっています。
蛇口をひねればいつでも水が出るのが当たり前の時代ですが、ひと昔前は、家の外 にある井戸水を汲むのが一般的でした。私も子どもの頃に体験しましたが、井戸を 覗くのが怖かった事を今でも覚えています。時代は変わり現代社会では、台所・ト イレ・洗面・浴室では毎日何度も水を使用し、水が出るのは当たり前で、設備もよ り便利にスタイリッシュになっています。この便利さに慣れてしまった我々の生活 で、急に水が使えないとなると生活がままならなくなってしまいます。災害時など のニュースを見ても、水の大切さを改めて感じます。
当たり前の「水」ですが、ないと一番困るもののひとつでもあります。
先日、トイレのタンク水が出ないと言う問い合わせが有り、お伺いして状況を確 認してみると、タンク内の部品が壊れていてなかなかタンクに水もたまらず、手も 洗うことができないと言う状態でした。トイレが使えないとなれば、お客様もとて も困ってしまうことなので、大慌てで対応しなくてはいけません。「何かおかしい な?」と思うことが有れば我慢をするのではなく、早めに対応すれば、未然に防ぐ ことができます。
皆様の安心した日常生活を送るお手伝いができるように、これか らも小さな気になることや困りごと、どんなことにも早急に対応していきたいと思 います。お気軽にお声をお掛け下さい。
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近、建具に関する問い合わせが、多くなっています。
例えば、家の顔でもある玄関部分に関する問い合わせが一番多く、 【玄関の引き戸を閉める時、コマがガタガタと音がしたり、コマが うまく動いていないから重たくて開け閉めが大変】 【玄関の鍵がかかりにくいから防犯性が心配】 などの内容です。
また、室内建具の問い合わせでは、 【ドアを開け閉めすると床を擦って開け閉めがしにくい】 【ドアノブがぐらぐらして今にも取れそう】 【和室は襖や障子の滑りが悪く、無理やり動かすから余計に敷居が掘れて開け閉めが出来ない】 などがあります。
毎日、何回と開け閉めをする場所ばかりです。
状況を確認すると、築10年位で建具の開け閉めが出来なくなったりしている方もおられました。 このお客様はドアの蝶番が緩んでいたので、ネジを絞めて調整する事で今までと同じように開け閉め出来る様になりました。 少しの事ですが毎日使う場所なので、そのストレスから解放されると みなさん喜んでくださるので、私も嬉しい限りです。
季節や天候(特に雨の日)によっても違いが有りますが、建具が乾燥伸縮でスムーズに動かなかったり、 冬場に廊下と室内の温度差で建具が変形して開閉困難な場合も有ります。こんな時には 力任せに開け閉めすると床や建具枠に傷が付き余計に故障しますので 無理はしない様に心がけてください。誰でもすぐ出来るメンテナンスとしては、レールや 敷居の掃除、ドアノブや丁番などのネジの締め付け、動く所に油差しなど 日常的にメンテナンスを行うと、不思議に今までの苦労から解消されたりします。
それでも動きにくかったり、小さなお悩みなど、お気軽にアピアにご相談くださいね!
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
9月に入っても暑さが続いていますが、朝夕に秋の気配を少しずつ感じるように なりました。皆さまいかがお過ごしですか。
先日、工事をしてから一年後のアフターサービスにお伺いした際に、工事 に至るまでの色々なお話をする事がありました。
思い返せば約一年前..... こちらのお客様は数年前からお風呂の改装を検討されていましたが、今後この家をどうすれば良 いかを悩まれていて、私も色々と相談にのらせていただきました。その後ご家族で 話し合って、システムバスに改装されることとなりました。
あれから一年経ってお会いし、以前のお風呂と今のお風呂との違いを話してくだ さいました。
一番に言われた事は、以前のタイルの壁や床のお風呂と比べ、冬場の 寒さが気にならなくなった事。そして掃除がし易い事!!安全面で言えば、お風呂の 入口の段差解消、手摺り、洗い場と浴槽の深みが無いから出入する時が楽、とい うことで本当に改装してよかったと嬉しそうに話してくださいました。
改装をする前は、「工事の間、お風呂に入れないし、不便だけど改装までしなく ても・・・」となかなか決心がつかなかったそうですが、「あの時工事を行ってい なかったらずるずると先延ばしになっていて、今となればもっと早くお風呂を綺麗 にしておけばよかった。」と話されていました。
お風呂場は、転倒や温度差などもあり、住宅の中でも事故が起こりやすい所です。 また掃除のストレスもある場所ですね。普段から気を付けることはもちろんです が、どうしても気になる場合は手すりだけでもあると随分安全になります。
お風呂はゆっくりと一日の疲れを落とす場所。 そこが快適になれば日々の暮らしがもっと素敵になりそうですね。
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
拝啓
朝晩がめっきり肌寒くなり、耳を澄ませば虫の音が聴こえてくるようになりました。
皆さまいかがお過ごしですか。
最近、「敷居の段差が気になる」「お風呂に手摺りが欲しい」「握力が弱くってドアノブが握れない」など、 バリアフリーに関する問い合わせが増えてきています。
先日もお客様から、「廊下がブカブカするから見に来てほしい。」という問い合わ せがあり、お伺いさせていただきました。ご夫婦2人暮らしで元気にされていてい ましたが、色々とお話をお聞きし状況の確認をしたところ、家を建てて30年経ち、 床も傷だらけでブカブカしている所も多くなり気になっていた矢先、 先日ご主人さんがスリッパを履かれてドアの下にある約3センチ程度の敷居でつまずきこけられたそうです。 幸い大きなケガも無く済んだ様ですが、こけた音で奥様もビックリされたそうです。
「今回はたまたま何事もなくてよかったけど、骨にヒビが入ったり折れたりしていてもおかしくないし、 そうなったら長いこと病院通いをしないといけなくなっていたかもしれない。」と 当時の状況を話して下さいました。
ご主人様も奥様もその事もあり、これからの生活に不安を感じておられたので、 廊下のブカブカを直す事と敷居の段差を無くす事をご提案させていただきました。 ご主人様も奥様も「若返りたいけど年々足が思う様に動かないので、この段差がな くなればこれからも安心できる。」とこれからの生活を考えられ、 廊下のバリアフリー工事を行うことになりました。
家は人生と共にあります。家族構成の変化や暮らす方の変化で住宅内の環境も変わっていきます。 日々暮らしていく中で、家にいる時間は癒しの時、安心の時であってほしいと思います。 そのためにも、生活環境に合わせた安心で安全な家づくりのお手伝いが出来ればと思っています。 小さなことでもご相談くださいね。
敬具
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
最近、玄関ドアの交換に関する相談が多くなってきています。
玄関ドアの相談内容は、ドアが枠に擦れて開け閉めが大変。アルミ部分に塩が ふいた様になって汚い。木のドアが古くなって表面がガサガサになって何度も ペンキを塗ったけどまた剥がれた。などです。
あるお客様とお話をしていると 「夏場に玄関を開けていれば気持ちの良い風が入ってくるけど、最近は不用心 だから玄関の鍵を掛けずに開けたままにするのが怖い。」というお悩みを伺い ました。丁度その時も玄関でお話をさせて頂いていたのですが、玄関ドアを閉 めているとお客様が言われる通り、風が通らなくて蒸し暑い状態の玄関です。 (この原因は何かな。)と思いつつ玄関廻りをよく見ると、換気が出来る窓があ りません。少しでも風が通れば、この暑さはだいぶ和らげることができます。
約20年前から勝手口ドアでドアを閉めたままでも換気が出来るタイプが 有り、最近では玄関ドアにも同じ様な風が通る商品が有る事を思い出してお客 様にお話をさせて頂きました。それは、玄関ドアに小窓が有り、風を通すこと ができるようになっていて、格子と網戸がついているので安心して開放できま す。又、最近では勝手口ドアも換気機能が付いている商品があり、簡単にドア だけを交換することができます。
お客様は「こんな良いドアが有るの?」とご 家族でご相談されて、それから後に風が通る玄関ドアに交換され、今では「気 になっていた玄関ドアが綺麗になった上に風が通って家の中が快適になって、 一石二鳥の玄関ドアだ。」と喜んでいただけました。
有限会社アピア 耐震・リフォーム事業 花本 和博 |
最近、室内建具に関する問い合わせが多くなっています。
「ドアノブがぐらつく」「トイレドアのカギが壊れている」 「ドアの開け閉めがやりにくい」「襖や障子の鴨居が途中から動かない」「敷居にロウを塗っても建具が重い」 「すぐ戸が外れる」など様々な建具の不具合が発生しています。
先日も「ドアが動かないので見に来てほしい」というお客様からのお電話があり、 早速お伺いしました。
お家を建てられて約35年。外回りや水廻りなどリフォームをされていますが、 室内の建具は建てた当時のままです。 木目のドアに丸いシルバーのドアノブ、和室はガラスの入った4枚の引き戸、 今から35年~40年前に主流だった時の建具です。
一日に何回と開け閉めするので、気が付かないうちに段々と障子や襖が擦れてしまい、 重くなってきていました。ご主人様は「毎日使う所なので楽に開け閉めしたい」と言われました。 以前はご主人様が、開け閉めがしにくくなったらコマなどを交換していたようですが、「以前のように はできなくなった。」と言われていました。又、建具の業界でも昔ながらの建具職人が少なくなり、こう いった建具を修理する事も今後は難しくなる時代だと感じています。
こちらのお客様は、動きにくいドアを削ったり、ガラス戸の敷居の溝がガタガタになっていて動きが悪かったので、 新しくアルミのレールを取り付けて、ストレスなく楽に開け閉めできるようになりました。 今まで何年も不便を感じていた事が一日の作業で解決でき、ご主人様も奥様も大変喜んでいました。
使えるもの、直せるもの、一部だけの交換、新しく交換したほうがいいもの、 お客様のご希望を伺いながら最善の提案ができるプロフェッショナルでありたいと思っています。
早めに相談していただけたら、日々のストレスや傷み具合も最小ですむ場合もあり、様々な ご提案ができます。お気軽にお電話ください。
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